HIPHOPで足は細くなる!太くならない!
先日、会員ページで試験的にステップ動画(レクチャー編)をアップしました。
試験的ですので、本当に一時的で日曜日には削除します。
まぁ、手間がかかる割には見られてるか解らないのと、やり始めてしまうとやり続けなければならないので、『試験的』にどれだけ手間がかかるか、反応があるかをテストするためでもあります。
動画1本作るのにもテロップを作ったり結構時間がかかるのと、テロップの文言を考えるのも結構大変ですから1時間では終わらないですね。
さて、今回のタイトルですが
『HIPHOPで足は細くなる!太くならない!』
HIPHOPは足が太くなる、ということが結構言われます。
それは膝を痛める、腰を痛めると同じ理由です。
膝を痛めるのも、腰を痛めるのも、足が太くなるのも、何故そうなるのか考えたことがありますか?
ダンスは膝に悪い、という短絡的な考え方が多いからです。
そもそも、ダンスで膝を悪くする方はどのスポーツをしても膝や腰を悪くするでしょう。
膝が悪い人、腰が悪い人は足も太い!
これには理由があります。
そもそも、膝の悪い人は基本姿勢が悪い。
円背、つまり猫背ですね。
猫背の人は首に負担がかかり、腰に負担がかかり、膝に負担がかかる。
一本の棒は重力に対して真っ直ぐなので、負担も少ないですが、曲がった棒を立てようとするとバランスを取って立てなければいけなので、大変ですよね。
曲がった棒は動作も大変です。
とにかくバランスが悪いので負担ばかりかかります。
膝を曲げる、伸ばすのも結局、『持ち上げる』という動作になるわけですが基本的に負担がかかっているので、負担がさらに強くなる。
特に円背の方は首、膝は前に負担がかかりますよね。
首や肩は勿論、膝にとんでもない負担がかかります。
膝の負担をカバーするために大腿四頭筋、つまり腿の前部が強くなるわけです。
そうすると、腿が太くなり足が太く見えるわけです。
では、どうすればいいのでしょう?
基本姿勢を改善する
基本姿勢を改善することがまず第一歩ですね。
基本姿勢とは立ち姿勢です。
この立ち姿勢が悪ければ、すべての動作に影響します。
勿論円背はアウト、反り腰もアウト。
重力に対して拮抗力を持つ姿勢が、基本姿勢となります。
カラダを前に傾ければ足が自然に出る。
横に倒れれば、倒れないように自然に足が出る。
足の根元から動くことが大事です。
多くの方は膝から動くことが多いようですが…
動作のアライメントを取る
たかだか膝の曲げ伸ばしですが、この動作にも上体を使うか、いや上体を使えるかがポイントです。
姿勢が悪いと上体が使えず、大腿四頭筋ばかりに負担をかけることになります。
じゃあ、どこを使えばいいのか?
ハムストリング筋と言われる大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋を使います。
これらの筋肉は大腿四頭筋の拮抗筋として働いています。
しかし、少し重心が変わるとその拮抗力はバランスを崩します。
僕が好きな武術はこれらの拮抗力を使って強力な打撃を行ったり、相手の体軸を崩したりするわけです。
ですから、この基本動作を無視して色んな動作を行うダンスをしても無理が出て怪我をしたり、カッコわるかったりするんですね。
このハムストリング筋を使うことにより、腿の裏側が鍛えられて締まり、大腿四頭筋の負担が減るため、細くなるわけです。
ハムストリング筋はアクセル筋とも言われ、走りにも影響しますから、足の遅い子は速くなります。
つまり、運動能力自体が向上するわけです。
ランナーの足は太くないですよね?
それがダンスでも作ることが出来ます。
HOUSE(HIPHOPでも出来ますが)をやれば、ふくらはぎ(ヒラメ筋、腓腹筋)を鍛えることが出来ます。
一つのダンスではなく、色々なダンスをすることであらゆる体の筋肉を鍛えることが出来、使えるカラダを作ることが出来ます。
ただ、しっかり考えてダンスをするか、指導を受けるかしないと弊害が生まれてしまうので、注意が必要です。
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